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大切な作物を厳しい寒さや害虫から守るために欠かせない「べたがけ」。手軽で便利な手法ですが、実は選ぶ資材一つでその効果や作業の手間は大きく変わります。 今回は、不織布単体では「破れやすい」という弱点を克服した「ひだまり™」をご紹介します。
目次
べたがけとは、作物の生育環境を整えるために、畝(うね)や畑全体を不織布や寒冷紗などの被覆資材などで覆う栽培方法のことです。作物の種類や目的に合わせて必要な性能(通気性・透光性・透水性)を持つ資材を選ぶ必要があります。
保温、防霜、防風、防虫、防鳥、遮光などの対策として活用することで、植物が弱りにくくなり「発芽生育促進」「収量増加」「品質向上」の効果も期待できます。
また使用したい作物・地域や目的によって、資材の必要な性能も異なります。
耐久性::べたがけ資材は、強風や降雪、カラスなどの害鳥により破れる可能性があります。また設置や回収の際に留め具を刺す部分から破れることも少なくありません。破れにくく数シーズン繰り返し使える強度が求められます。
保温性・通気性:冬の厳しい寒さや霜から作物を守るために保温性は重要です。一方で、通気性が乏しいと、日中の気温上昇時に高温障害を起こしたり、湿気がこもり病気の発生原因にもなりえます。作物や栽培環境に合わせた資材選びが必要です。
透光性:被覆資材が光を遮り過ぎると作物の成長が遅くなります。日照時間が短い冬の時期は、光合成を妨げないよう高い透光性が求められます。
透水性:透水性が高いと被覆したまま水やりができ、散水時間が短縮できます。
不織布単体の「破れやすさ」を解決したのが、当社ダイヤテックスの「ひだまり™」です
・不織布と補強クロスを貼り合わせることにより不織布単体と比べて強度が4倍以上


・引張りに強く、支柱を使用したトンネルがけに適しています
・杭で固定しても生地が破れにくく、回収作業もスムーズ
〈不織布との比較〉
| 測定項目 | 破断強度(N/50mm) | |
| タテ | ヨコ | |
| ひだまり™ | 140 | 125 |
| 不織布単体 | 30 | 10 |
測定方法:JIS L 1096 参考
※本データは参考値であり、保証値ではありません
用途
・ほうれん草、小松菜、白菜、ブロッコリー、人参、枝豆などの軟弱野菜や果菜類等のトンネル栽培、浮き掛け栽培、ハウス内のべたがけ


地 区:神奈川県藤沢市
作 物:非結球レタス
展張方法:べたがけ(両端を土で固定)
時 期:定植(10月末) → ひだまり被覆(11月初週~1月中旬頃) → 収穫

お客様の感想
従来の不織布単体の製品に比べ、耐久性に優れており長持ちすると実感していただきました。カラスが乗った際の破れにも通常の不織布より比較的強く、また破れが広がりにくいためシーズン終わりの資材回収もし易くなったとお話しくださいました。
最適な被覆資材を選択することで冬の寒さ・霜害・虫害等から作物を守り、ご自身のニーズに合わせた資材の使用をぜひご検討ください。
「ひだまり™」は、耐久性があり数シーズン使用できる為、コストパフォーマンスに優れ廃棄代の削減にもなります。
現在使用している被覆資材がすぐに破れて困っているという方は、是非お気軽にお問合せください。
製品の規格サイズや商品カタログは、下記ページからご確認いただけます。