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「クロマキー合成向けの養生テープをつくってほしい」
このような要望を当社のX（https://x.com/PYOLANTAPE_DTX）のコメント欄に頂いたことをきっかけに実際の撮影スタジオに訪問させて頂き、ものづくりが始まりました。
目次
クロマキー撮影スタジオに訪問
新たなテープに必要な性能確認の為、普段はあまり見ることができないクロマキー撮影スタジオに訪問させて頂き、合成撮影ならではの演出方法やテープの使う場面、現在のお困り事など聴取してきました。
また別の機会で、クロマキー合成を使ったＣＭ撮影の現場なども見学させて頂きました。
近年は予算やスケジュール調整の都合で、遠出の撮影ではなく都心部近郊のクロマキースタジオでの撮影が増えているなど貴重なお話を聞くことができました。
現在、クロマキー撮影ができるスタジオが全国で増えています。
テレビ・ドラマ・映画・CM撮影・MV撮影・YOUTUBE撮影・企業の配信など多くの場面でクロマキー合成が使われており、それに伴いテープの需要増が今後も期待できそうとの判断から試作品製作に取り掛かりました。
試作品製作～モニター募集
当社ダイヤテックスの強みは、テープ原反（基材）の元となる糸づくりから最後の粘着剤の塗工までの長い工程を自社で一貫生産しており、用途に合わせた基材づくりと粘着剤の組み合わせが自由に設計できることです。
ユーザーさんと意見交換しながら試作を繰り返し、クロマキー合成向けデジタルグリーン色の試作品テープが完成しました。
さらに多くの方に試作品を見てもらい試してもらう為、Ⅹを活用してモニター募集を行って実際に多くの撮影スタジオに訪問させて頂き、貴重なご意見を頂くことができました。
ラインナップは、2種類
デジタルグリーン色のテープとして、通常品とケーブル専用の2種類をご用意
クロマキーテープ CH-06-DG（通常品 25m巻）
規格品は25mm幅と50mm幅の2つ
※その他の幅サイズも特注品として対応可能
カーテンやカーペットの幅継ぎ・隙間隠し、クロマキースタジオ内のバミリ（立ち位置表示）に最適です。
仮設コード固定用テープ CK-06-DG（ケーブル専用 20m巻）
製品幅100mmのうち、中央部50mm幅に粘着剤を塗っていないテープ。
配線コードに粘着剤が触れない為、テープ貼り付け後も位置調整が可能で、撤収作業も容易。
クロマキースタジオ内で、配線コードを迂回させることなく直接テープで隠しながら撮影が可能に。
